ヒメマツタケの抗アレルギー作用
医学と生物学・第131巻・第一号・1995年7月10日
Agaricus blazei(岩出101株)「ヒメマツタケ」の抗アレルギー作用
伊東浩子 川出光生 伊藤均
【要約】 ヒメマツタケ熱水抽出エキスが、化学物質である四塩化炭素により発生した。肝障害に対して抑制効果があることが報告されている。
(参考文献:川出光生、他:実験的四塩化炭素肝障害に対するヒメマツタケの障害抑制効果.医学と生物学 111(4):201-204 1985
ヒメマツタケエキスの抗アレルギー作用について検討。ヒメマツタケエキスの投与量が多くなるほど、アレルギーの抑制率が上がることが判明した。
アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患に対しては、抗ヒスタミン剤、ステロイド剤などが対症療法として使用されている。ヒメマツタケエキスはヒスタミンの遊離に対して抑制効果を示した。従来の抗ヒスタミン薬は、眠気が高頻度で発生し、副作用の一つとなっている。食用キノコであるヒメマツタケから抽出されたヒメマツタケエキスは、副作用の少ない抗アレルギー作用を持つ物質として興味がもたれる。





