ヒメマツタケの急性非リンパ性白血病に対する臨床観察
蘭州医学院第一付属医院血液科 田暁契 劉正国 王鏡 指導
日本・三重大学医学部 伊藤均 志村圭志郎 王軍志
蘭州医学学会報 第20巻 第3期 1994年
【要旨】 ヒメマツタケを急性非リンパ性白血病患者10人に対し、与えた結果、ヒメマツタケは骨髄造血を促進し化学治療後の骨髄抑制を改善した。
ヒメマツタケは、体液免疫を強化し腫瘍細胞に対し一定の抑制作用があることが示された。ヒメマツタケの服用は安全であり、毒性や副作用も見られなかったことから、補助療法の一つとして研究を進める価値がある。
ヒメマツタケ服用患者の精神状況及び食欲は、好転した。患者8人は服用14日以降、全身の倦怠感、めまい、吐き気、嘔吐などの症状が著しく軽減された。化学療法による副作用も飲んでいない患者と比べて少なく軽かった。
ヒメマツタケの服用者は、感染症にかかる人数が飲んでいない患者に比べて少なかった。
ヒメマツタケには免疫強化や腫瘍の成長を抑制する作用があることが確認されている。
ヒメマツタケは骨髄造血の促進、末梢血液像を改善、免疫機能を高める、腫瘍細胞の成長を抑制することにより急性非リンパ白血病に対する治療効果を発揮する。急性白血病の治療にヒメマツタケを採用すれば化学療法によって発生する副作用を軽減し、化学療法の治療効果を高めることが出来る。ことから研究を進める価値がある。



