ヒメマツタケの消化器系腫瘍に及ぼす治療 効果の観察
蘭州医薬1994年第13巻第1期
蘭州医学院 王鏡 卯新民、甘粛省腫瘍医院 陳汝貞、日本三重大学医学部 王軍使 伊藤均 志村圭志郎
【要約】ヒメマツタケは、造血を促進させ、放射線治療や化学療法後の骨髄の造血抑制状態の回復を促進することが示された。
ヒメマツタケには、造血促進作用に加え免疫機能の増強、腫瘍の成長抑制作用があることから、今後の開発と応用の価値は高い。
消化器系悪性がん患者(食道がん、胃がん、結腸がん)にヒメマツタケを3ケ月間飲んでもらった結果、ヒメマツタケは消化器系にがん腫瘍のある患者の症状を改善し、正常な造血を促進、免疫機能を増強することが分かった。
甘粛省腫瘍医院中西科にて1992年10月から1993年10月まで、中期末期の(食道がん、胃がん、結腸がん)患者10名に対してヒメマツタケを与えた。ヒメマツタケを食べていない患者は倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐などの症状があり、時に悪化した。ヒメマツタケ服用者は、症状が徐々に改善され、精神面、食欲も好転し、吐き気嘔吐などの症状も軽減され、服用による不快感、毒性、副作用はみられなかった。
ヒメマツタケ服用者には、血液像に良い結果が見られた。ヒメマツタケは末梢血液像を改善させること事を示した。ヒメマツタケは、免疫力を調整し抗がん作用を発揮することが確認できた。ヒメマツタケは免疫力を高める作用があることが示された。
ヒメマツタケには免疫機能を高める作用があることが実証された。ヒメマツタケにがんを抑制する作用があることが示された。ヒメマツタケに含まれる多糖類には、がん細胞を殺す機能はないものの、体内の免疫系を活性化させ、抗腫瘍作用のある細胞因子を出すこと、NK(ナチュラルキラー)細胞やLAK細胞のがん細胞に対しての殺傷作用を増強させることが出来る。


